行事の2018(平成30)年度の1月と2月の以下の行事を追加・変更しました。
1月26日(土) 10:30〜15:00
(場所:山口別院)
山口教区 連研履修者 研修会
1月29日(火) 13:30〜17:00
(場所:アクトビレッジおの)
第3回「御同朋の社会をめざす運動」宇部北組委員会
先日、おこなった慶讃法要の動画を公式YouTubeチャンネルに更新しました。これで、やっとチャンネルの動画も3本になりました。数は少ないですが、行事の様子を記録し伝えていくものとして、続けてまいりたいと思います。当日、お参りできなかった方も、ぜひご覧ください。また、各寺院でのこれからの継職法要などの慶讃法要の参考にしてもらった嬉しいです。
慶讃法要①が、稚児行列と法要。慶讃法要②が、法話と花まつり・雅楽体験に分けています。
(この記事は2024(令和6)年4月1日(月)に更新しました。文責:萬福寺住職)
2024(令和6)年3月3日(日)13時半~16時、西念寺と常光寺にて、「宇部北組 親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年 慶讃法要」を勤修いたしました。本願寺では、2023(令和5)年春に行われ、宇部北組でも団体参拝し、また、秋には山口教区でも行われました。地元の宇部北組でも、この50年に一度のご縁に遇わせてもらいましょうということで、企画されました。
当日は、朝方は雪、ぎりぎりまで雨も降りましたが、なんとか予定通り実施できました。ご講師、奏楽員の皆様、ご協力いただいたスタッフの皆様、そして、何より参拝してくださった方々に厚く御礼申し上げます。ここに当日の様子を写真でお届けします。また後日、ダイジェスト版の動画をYouTubeにあげる予定です。
まずは、13時半~、常光寺から西念寺へ稚児行列。花まつりの白象を先頭に、お稚児さん16名、奏楽員6名、出勤僧侶11名が行進しました。かわいいお子さんの姿に歓声があがりました。
西念寺に着いて、ご講師を迎え記念写真。
14時~、西念寺にて『正信念仏偈作法第二種』にて法要。本堂に雅楽がなり、伝供により華・灯・香をお供え。出勤僧侶により読経が始まります。そして、読経中に稚児が内陣で行道し、代表焼香もなされました。参拝いただいた方には、宇部北組17か寺の紹介記事も載ったしおり、吉部まんじゅう、紅白餅などを持ち帰っていただきました。
15時~、西念寺では、ぬくもりあるご法話。常光寺では、稚児参加者を対象に花まつりと雅楽体験。
住職ら含めての参拝者81名、稚児16名など、総勢100名近くの方々が、この度の尊いご縁をともにしました。コロナ以降、久々に大きな行事となり、賑やかなお寺の姿がありました。
(この記事は2024(令和6)年3月16日(土)に更新しました。文責:萬福寺住職)
「花フェス2020(はなまつり)」の中止は、先日報告した通りです。去年開催した「花フェス2019(はなまつり)」では、「子どもたちの笑顔のための募金」の募金活動を行い、また、当日の御仏前もあわせて、募金を送金しておりました。
この募金は、浄土真宗本願寺派が取り組む「貧困と子ども」対策の活動の1つです。宗派の機関誌『宗報』3月号にて、募金総額と支援先が報告されていましたので、ここにもお知らせします。
「子どもたちの笑顔のために募金」
募金総額 21,108,941円
①世界(ネパールなど)800万円
②日本の子ども(子ども食堂や学習支援)400万円
③日本の施設の子ども(在園者や卒園者)700万円
2019(令和元)年10月14日(月・祝)9:30〜12:00、楠総合センターにて、推進協議会を行いました。これは浄土真宗のみ教えをうけ、具体的な活動を「御同朋の社会をめざす運動」として推進していくための協議会です。当日は、門信徒・住職・寺族ら計39人が参加しました。
今回のテーマは「浄土真宗とSDGs」。まずは、総合研究所より派遣いただいたご講師より、問題提起として、SDGsの概要や浄土真宗のみ教えとの関わりについて教えていただきました。
続いて、班別に分かれての話し合いでは、SDGsの理念「誰一人取り残さない」と同じように、阿弥陀如来のお慈悲の心はどなたにも届いていること。そこから、私たちは困っている人や社会問題に向き合い続けることが大切。具体的には、貧困の子どもの「心の貧困」に対して、募金、子ども食堂、おてらおやつクラブへの協力などの活動を通して、見守り関わり支えようとし続けることが話し合われました。
引き続き、13:30〜15:45には、「SDGsと人権問題」をテーマに同朋運動研修会を開催しました。このたびは、去年度の宇部北組や近隣の組で合同のブロックでの僧侶研修会をうけて、部落差別をはじめとする人権問題について、地域の人々と共有し学ぶ機会とするため、公開講座の形式としました。当日は、事前把握を上回り、約100名の参加人数でした。
はじめに、『差別はがき投書事件「山口教区における対応要綱」』を紹介し、今でも、ここ山口県でも部落差別は解消されていないことを確認しました。続いて、午前中と同じご講師に登壇いただき、SDGsと人権問題についてお話いただきました。先人の努力によって、人権問題は前進してきている。しかし、私たちも差別の加害者でありうる意識をもって、半歩ずつでも取り組むべきことを学びました。それからのパネルディスカッションでは、ご講師とともに、宇部SDGs推進センター長や、組内の住職も加わり、SDGsを共通語として、あらゆる人々が人権問題などの社会問題に向き合うことを確認しました。
SDGsという、まだ聞き慣れない事柄でしたが、私たちの困りごとや取り組むべき社会問題について、理解を深める良いご縁となって、今後の活動に役立つことを念じます。
2019(令和元)年10月1日(火)に、宇部北組組報『ご縁だより』第3号を発行しました。この組報は、宇部北組の活動を知らせるためのもので、宇部北組の寺院のご門徒の皆さんには、各寺院より配布される予定です。表紙は、花フェス2019の開催報告。
花フェス2020は、2020(令和2)年4月11日(土)に開催する予定です。そのステージ企画の出演者やフリーマーケットの出店者を募集中です。詳しくは、下記の募集記事や、前回の様子をご確認ください。
2019(令和元)年度の各寺院の報恩講法座一覧表を掲載しています。11月から1月にかけて、各寺院で開催されています。どなたでも参拝できますので、ぜひおいでください。浄土真宗のご開山、親鸞聖人のご命日に際しまして、そのご生涯を偲びながら、私たちをすくう阿弥陀仏のお話をご一緒に聞きましょう。初めてで分からないことがあれば、各寺院へお気軽にお問い合わせください。
最後のページには、寺院紹介を連載しています。今回は、宇部市吉部の浄誓寺と宇部市小野の正恩寺。その由来と現在について、各住職が紹介しています。
このたび、宇部北組では公開講座を企画しました。ご門徒に限らず、どなたでも、ぜひご参加ください。
公開講座(同朋運動研修会)
「SDGsと人権問題」
日時:2019(令和元)年10月14日(月・祝)13:30〜15:45
会場:楠総合センター(宇部市船木野田442-11)
駐車場:70台程度(出来れば乗り合わせておいでください)
主催:浄土真宗本願寺派 山口教区 宇部北組
内容:講演・パネルディスカッション
参加費無料・申込不要
SDGs(エスディージーズ)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略であり、2015年に国連で採択され、2016〜2030年に取り組むべき多様な課題についての目標です。それらは、「誰一人取り残さないーNo one will be left behind」の理念のもと、貧困・飢餓・不平等・環境などの社会問題に具体的に取り組む活動です。
では、なぜ宇部北組(仏教の浄土真宗の寺院の集まり)がこの度、このような公開講座を開くことになったのか。それは、浄土真宗のみ教えには、阿弥陀如来は苦悩する人々を「誰一人もらさず」すくうとあるからです。浄土真宗本願寺派(西本願寺)でも、教団としてSDGsに関わり始めています。また、教団には、部落差別の人権問題の解消に向けて、同朋運動として活動してきた歴史もあります。
そして、ここ宇部市は、内閣府のSDGs未来都市に選定され、宇部SDGs推進センターも設置され、活動されています。
SDGs、仏教、宇部、これらの交流から、これからの私たちの社会について、皆様とご一緒に考える場にしたく思います。ご門徒に限らず、どなたでもお誘い合わせの上、ご参加ください。
行事2019(令和元)年度に5月・6月の主な行事を追加しました。主に総代会、仏教婦人会、仏教壮年会、坊守(寺族婦人)会の総会などです。
春は各団体の教区・組・寺において、1年間の活動や予算などを協議する総会が続きますね。
例年通りの中でも、少しづつでもより良いものに出来るようご意見など、よろしくお願いします。
お寺が主催する地域に開かれたイベントとして、花フェス2019(はなまつり)を開催し、300人前後の方々が参加し、楽しみました。
2019(平成31)年4月13日(土)10:00〜15:00、アクトビレッジおの(宇部市小野)にて、お釈迦さまの誕生日を祝うイベントとして、開催しました。去年は、子どもを中心としたイベントでした。今年は、子どもからお年寄りまで、門徒に限らず、開かれたイベントとして開催しました。おかげさまで、スタッフ80人、お客さんは200人以上の方に参加していただき、盛大なイベントとなりました。
まずは、10:00〜開会式。御本尊の阿弥陀仏の前で、勤行(読経)と法話。お釈迦さまが説かれた阿弥陀仏を讃え、また、いのちの話を皆さんと聞きました。そして、お釈迦さまの誕生のときに、お祝いされ降り注いだ甘露の雨を模した甘茶かけをしてもらいました。
続いて、10:30〜14:30までは各コーナーが展開され、お客さんは自由にまわってもらうスタイルです。
本尊横のパネルコーナーでは、宇部北組の紹介や、「御同朋の社会をめざす運動」で取り組んでいる「貧困と子ども」や「部落差別」の問題についても見てもらいました。
子どもコーナーでは、白象に絵を描いて飾りつけ。白象はお釈迦さまを母のマーヤ夫人のお腹に運んで、お釈迦さまが誕生したというお話に由来しています。また、スーパーボールすくいや、輪投げなどで楽しんでもらいました。
また、フリーマーケットを6店舗設置。お寺の家族や門徒さんが出店してくれました。手作りお菓子や生活用品、ポストカードや着物の古布のアクセサリーなど色々ありましたね。
お昼には、カレーライスを無料で配布しました。カレーは精進カレーとお肉ありのカレーを両方を用意しました。また、ポップコーンやフランクフルトも無料で提供しました。当時は晴天のなか、外で皆さんゆったりとおいしくいただきました。
ステージでは、午前中にはギター演奏、午後からは独唱、フルート、コーラスと盛りだくさん。
お寺が主催のイベントなので、お寺らしさもお忘れなく。仏教体験として、写経してオリジナル経本づくり、自分好みの腕輪念珠づくり、入棺体験できる葬儀コーナーを設けました。いづれも盛況でした。
最後は、14:30から、子どもたちが飾りつけた白像にお釈迦様を乗せて、パレード。閉会式を行ってから、山口県民みんな大好きな「もちまき」をしてフィナーレ。
スタッフの皆さん、来場してくださったお客さんのおかげで、仏教に触れ、地域の人々が触れ合える良いご縁となりました。
先日からお知らせしています『花フェス2019(はなまつり)』がいよいよ近づいてまいりました。
4月6日(土)には、宇部市の小野・吉部・万倉・船木地区の新聞に折り込み広告でチラシを入れます。そちらもご覧ください。
また、ステージとフリマの内容がほぼ確定しました。
ステージには、午前中にクラシックギター、午後には宝林寺のコーラスがあります。
フリマは6店舗あり、生活用品のバザー、アレルギーに負けないお菓子屋さん、紙バンド製バッグやポストカード、人参・おからケーキ、着物の古布のアクセサリー、おはぎなどなど盛りだくさんさんです。
申し込み・参加費不要で、当日の入退出も自由ですので、どなた様もぜひ遊びにきてください。
(この記事は2019(平成31)年4月4日(木)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
2019(平成31)年2月7日(木)14時〜16時30分、山口別院にて、山口教区第3ブロック(山口県内の山口市や宇部市や山陽小野田市などの地域)の、人権啓発推進僧侶研修会がありました。
宇部北組では、昨年の10月にすでに同様の研修会をしています。今回は、近隣の組の僧侶が集っての開催でした。宇部北組からも6人の僧侶が参加しました。
研修会では、まず、2017(平成29)年の10月に発生した差別はがき投書事件とその対応について説明がありました。はがき裏面に「ガンバレ ブラク」と書かれ、宛名面には敬称もなく苗字だけがカタカナで書かれたものが、山口県内のある寺院に届きました。部落差別が過去のものではなく、現在の問題であることの証です。
浄土真宗本願寺派では、これまで長い歴史の中で、内外の部落差別について反省とともに、啓発活動に取り組んできました。山口教区内でも行ってきましたが、未だ不十分であったことが明らかになりました。その対応として、現代の差別に対して、研修会や若者への啓発活動をより一層取り組むことになっていることが教務所の職員より説明がありました。
その後、これまでの部落差別についての教団としての取り組みを学び、各班に分かれて僧侶同士で話し合いをしました。最後に班で出た意見を報告し、まとめをしました。意見の中には、歴史的な経緯などを学ぶ機会もあるが、より具体的にどう取り組んでいけばいいのかについて、もっと学び活動していくべきというものもありました。
このたび、近隣の組の僧侶と話し合えたことから、共通の問題意識をもって、取り組んでいきたいと思います。
(この記事は2019(平成31)年2月16日(土)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
宇部北組では、来年度にお釈迦さまの誕生を祝う仏教イベント「花まつり」を開催します。
『花フェス2019(はなまつり)』
日時:2019(平成31)年4月13日(土)10〜15時
場所:アクトビレッジおの
対象:ご門徒に限らず、どなたでもお越しください
申し込み不要・参加費無料・途中参加や退出できます
ステージやフリマ、無料で配布するカレーライス、子供コーナー、仏教体験など様々なコーナーを自由にお楽しみください。
この企画は「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の一環です。より多くの方々に仏教や浄土真宗のみ教えが伝わり、心豊かに暮らせる仲間を増やす社会をめざして、具体的な活動を実践するものです。
参加者の皆さんには、楽しく仏教や浄土真宗に触れるご縁となり、地域の活性化にも貢献できたら嬉しいことです。どうぞ、お誘いあわせてご参加ください。
(この記事は2019(平成31)年2月1日(金)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
行事の2018(平成30)年度の1月と2月の以下の行事を追加・変更しました。
1月26日(土) 10:30〜15:00
(場所:山口別院)
山口教区 連研履修者 研修会
1月29日(火) 13:30〜17:00
(場所:アクトビレッジおの)
第3回「御同朋の社会をめざす運動」宇部北組委員会
2018(平成30)年10月16日(火)14:00〜16:30、常光寺にて、宇部北組「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)人権啓発推進僧侶研修会を開催し、17名の僧侶が参加しました。
山口教区では、昨年度に寺院宛に部落差別のはがきが投書されました。浄土真宗本願寺派でも長年、部落差別について内外ともに研修会を行ってきただけに残念な出来事です。
そこで、今回、重ねて現在の部落差別の有り様を学ぶ機会を設けました。講師には、山口県人権啓発センター事務局長の川口泰司氏をお招きし、ネット社会における部落差別について講義いただきました。ネット上では、反差別より部落差別の方が情報が多く、表示されやすくなっているのが放置されています。部落差別は昔の話ではなく、現在もあり、2016(平成28)年には「部落差別解消推進法」が成立・施行されました。部落差別や人権問題は常に生じており、学び啓発されなければならないと学びました。
宇部北組では、来年度には僧侶だけでなく、門信徒や地域の皆さんとこの問題について考える同朋運動研修会を開催する予定です。仏の智慧と慈悲を語るお寺としても、差別の問題については、内外ともに取り組んでいくべき課題です。
(この記事は2018(平成30)年11月9日(金)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
2018(平成30)年10月16日(火)9:30〜12:30、常光寺にて、宇部北組「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)推進協議会を開催し、門信徒23名、僧侶・寺の家族21名が参加しました。
この度は、2018(平成30)〜2019(平成31)年度に浄土真宗本願寺派全体で取り組む重点プロジェクトの実践目標である<貧困の克服に向けて~Dāna for World Peace~>-子どもたちを育むために-に沿う内容でした。
講師には、宇部市の西法寺ご住職の齋藤淳理氏に、「みんにゃ食堂」の活動を通して、「子どもの貧困」についてお話いただきました。みんにゃ食堂は、子どもに限らず誰もが集まれる無料の食堂で、現在は月に2回、西法寺の会館を会場に行われ、200〜300人が訪れるそうです。そこは、食に困っている子どもだけでなく、一人暮らしの高齢者や、小さな子を育てるママさんなど多様な方が集まれる場になっています。スタッフはボランティアが中心で、医療関係者や栄養士など専門性をもった方もおられるそうです。
基本的に宗教色は出しませんが、みんにゃ食堂の活動を通して、普段はお寺と関わりないの人とのご縁が出来ました。そんな中で、多世代交流や食文化の提供、貧困などの生活上の困っている事の発見、お寺の活動の発信などにつながっているそうです。
ご講師からのお話をふまえて、門信徒と僧侶・お寺の家族が混ざって複数の班毎に分かれて、話し合いをしました。
話し合いの中では、「みんにゃ食堂」の取り組みは素晴らしい。一方、宇部北組の地域では、そもそも子どもや人が少ないので難しい。一人暮らしの高齢者などを対象にしたらどうか。農業地域として、食材の提供や農作業体験を招くことは出来る。などの意見も出ました。
また、お寺でも法座などでみんなで食事をする「おとき」の文化があり、その良さを再評価できるのでは?人が集まるその魅力を知りたい。などの意見もありました。
テレビでみる都市部での「貧困と子ども」の状態と、宇部北組の地域ではギャップがあると感じていました。しかし、隣接する宇部市でもそういう取り組みの事例を詳しくお聞きする事が出来ました。宇部北組のお寺では、門信徒と僧侶で何が出来るのか考えるご縁にしたいと思います。
(この記事は2018(平成30)年11月9日(金)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
去年から宇部北組組報『ご縁だより』の発行を始めました。このホームページだけでなく、普段、パソコンやスマホでインターネットを見ない方にも、紙の形で宇部北組の活動をお知らせするためです。
このたび、第2号を発行しました。宇部北組の各寺のご門徒の皆さんには、お寺から後日、配布されると思います。今号は、去年度同様に、報恩講の各寺の日程表のほかに、花フェスや連続研修会の感想、各寺の紹介などを掲載しました。ご覧ください。
また、報恩講のシーズンが始まります。日程表をご覧になって、ぜひお参りください。
(この記事は2018(平成30)年10月1日(月)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
2018(平成30)年7月2日(月)13:30〜16:30、萬福寺にて、今年度の第2回「御同朋の社会をめざす運動」宇部北組委員会を開催しました。
この委員会は、浄土真宗本願寺派の活動で、ともにお念仏を喜ぶ仲間=「御同朋」を増やす社会をめざす運動のための組織です。
宇部北組では、組内の僧侶・門徒の各役職者に出席してもらっています。この度は、研修会と重点プロジェクト、組報やホームページ、花まつりなどの内容について検討しました。
なかでも、今年度から新たな重点プロジェクトを策定しました。重点プロジェクトは、数年程度の期間を絞って、重点的に取り組む活動を計画し、実践していくものです。今期は、2018(平成30)年度〜2019(平成31)年度と2年間だけです。
そして、今回の重点プロジェクトでは、宗門(浄土真宗本願寺派)全体として「貧困と子ども」、山口教区(山口県)として「部落差別」、宇部北組独自の活動として「花まつり」について取り組む事になりました。
宗門の「貧困と子ども」では、まずは現状や、子ども食堂などの活動について学ぶこととしました。その上で、宇部北組としてどういう活動ができるのか、今後の課題にしていきます。
教区の「部落差別」では、去年、山口県内のお寺に差別的なはがきが投書された事件を通して、現状の差別について学びます。さらには、来年度には地域の人々と差別について学び、考える行事を開催予定です。
組独自の「花まつり」については、従来の形にこだわらず、子どもに限らず、誰もが広く参加でき、仏教に触れられるイベントにしようと計画しています。御門徒だけにせばめることなく、地域に開かれたお寺の活動をめざします。
2年間という短い期間の割には、欲張りな内容になりました。お寺というと葬儀や法事だけというイメージもあるでしょうが、実は、その他にも法座(法話会)やイベントなど様々な活動を行っているところもあります。この重点プロジェクトもその一つで、多くの方に広く、やがて深く、仏教に、浄土真宗に、阿弥陀様に出遇うご縁になればと思います。
(この記事は2018(平成30)年7月16日(月)に更新しました。文責は萬福寺住職。)
行事で、2018(平成30)年度に以下の行事予定を追加。
7月2日(月) 13:30〜16:30
(場所:萬福寺)
第2回「御同朋の社会をめざす運動」宇部北組委員会
10月23日(火) 午前・午後
(場所:不二輸送機ホール(山陽小野田市文化会館) 宇部小野田組・厚狭西組・宇部北組引受)
第49回 山口教区 仏教婦人大会(若婦人対象)
(この記事は2018(平成30)年6月16日(土)に更新しました。文責:萬福寺住職)
2018(平成30)年度の花まつりが、3月31日(土)10:00〜15:00、アクトビレッジおので開催されました。
今年度から花フェス(はなまつり)という新たな名称になりました。また、これまでは組内のお寺を持ち回りで会場を引き受けていましたが、今年度から、より地域に密着し、誰でも参加しやすくできるように、お寺を離れてアクトビレッジおのでの開催となりました。
当日は、子どもや保護者を合わせて、約50名の参加がありました。
今年度のメインイベントは午前中に行った白象作りです。
あらかじめ、養福寺住職の知り合いの工務店の方にお願いをして、象さんを制作していただきました。大きさは、長さが182cm、高さが123cm、幅が53cmの木製で出来たかなり大きな立派な象さんです。
台車には、コロが付いていて、引けるようになっています。養福寺住職が白ペンキを塗り、目元は正善寺若院さんに描いてもらいました。
子どもたちには、画用紙に各々が好きな絵を描いたり、ティッシュでお花を作ったり、折り紙をハサミで切って輪を作り、それをつないだりしてもらいました。
最後にそれぞれ出来上がったものを象さんに装飾したら完成です。オリジナリティ溢れる、中々斬新な、世界に一つだけの象さんが出来上がりました。
昼食は、坊守会と仏教婦人会の方々にカレーを作っていただきました。幸いに天気にも恵まれ青空のもと、みんなで美味しくいただいくことができました。
午後からは、宇部シェアリングネイチャーの会のお二人の方にお願いして、ゲームをしたり、アクトビレッジおのの自然に触れて子どもたちも楽しそうでした。
最後は、午前中に作った象さんを引いて、アクトビレッジおのの中を音楽に合わせてパレードをしました。子どもたちには紅白のひもで象さんを引っ張ってもらい、大いに盛り上がりました。
お釈迦さまの誕生にまつわる白象と、花と、甘露の雨を模した甘茶で、春の一日を楽しく過ごす事が出来ました。
初めてお寺の外での開催となり、いろいろ不安な面もありましたが、事故などなく無事に終わることが出来ました。子どもたちにとっても、春休みの思い出になったと思います。
ゆくゆくは、この花まつりが地域の活性化に貢献できるぐらいになればと考えています。今回の反省をいかし、次年度はさらにいいものになるように努力していきたいです。
(この記事は2018(平成30)年4月23日(月)に更新しました。文責:養福寺住職)
2018(平成30)年3月31日(土)に、「花フェス2018(はなまつり)」を開催します。詳しくは下記チラシPDFをご覧ください。
花まつりとは、お釈迦様のお誕生日(4月8日)をお祝いする楽しい行事です。当日は子どもたちを中心に、お釈迦様の誕生に関わる白象を飾りつけ、最後にパレードをします。また、お昼はおいしい手作りカレー(無料)をみんなで食べて、午後からネイチャーゲームで自然体験活動をします。楽しみながら、日本の伝統の仏教やお寺に親しむ1日です。
ご参加のお申込みは3月16日(金)までにお願いします。宇部北組の各お寺のご門徒の方々は各お寺に、その他の方々は事務局の養福寺までご連絡ください。ご門徒に限らず、皆さんのご参加をお待ちしています。
(この記事は2018(平成30)年3月4日(日)に更新しました。文責:萬福寺住職)
宇部北組では、「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の重点プロジェクト(3ヶ年)の中で、実践目標として「日常の寺院活動〜開かれたお寺にしよう!〜」を掲げ、達成目標を「地域の人々とお寺とのご縁づくりを進め、研修会や行事を活性化する。」としています。
それらの目標に向けて、宇部北組全体としての報恩講を企画してきました。しかし、各所での協議をふまえ、組としての報恩講より、まずは各お寺の法座に参り合いをして活性化させることを優先することになりました。そのためには、各お寺の法座日程一覧表と、それをご門徒の皆さんに知らせるものが必要です。
そこで、本ホームページだけでなく、紙の形でご門徒の皆さんにお知らせする組報を作ることとなりました。そして、このたび第1号を発行することができました。各寺の法座一覧表や、その他の宇部北組の活動などを掲載しております。以下に画像をはりつけ、PDFファイルを置いてますので、ご覧になってみてください。また、各お寺からご門徒さんにも順次配布さるかと思います。
法座一覧表をご覧になって、所属のお寺はもちろんのこと、他のお寺の報恩講にもぜひお参りください。ただし、ご自身がご門徒ではないお寺の法座にお参りするときは、準備の都合上、2日前までにお参りするお寺にご連絡ください。
最後に、印刷したものの中で脱字がありましたので訂正させてください。
2ページ下段の初めてご法座にお参りする方への御仏前の段
誤)受付で聞いてみても良いかしれません。
正)受付で聞いてみても良いかもしれません。
他にもおかしなところがあれば、お許しください。
(この記事は2017(平成29)年11月6日(月)に更新しました。文責:萬福寺住職)