2017(平成29)年4月5日(水)13時30分〜16時まで、吉部の浄誓寺にて、宇部北組「花まつり」が開催されました。
宇部北組は例年、仏教子供大会(キッズサンガ)を行ってきましたが、この度は仏教婦人会との合同行事、そして宇部北組全体の行事として「花まつり」を企画しました。
「御同朋の社会をめざす運動」(実践運動)の一環としての具体的な活動でもあります。
初めて、お寺にお参りする子も一から作法を習います。
みんなで合掌して、おつとめ(読経)します。
お寺に子供達の大きな声が響きました。昔はよくあった事でしょう。
少子高齢化の今では、珍しい事になってしまいました。
毎回、仏教子供会では法話を聞いてもらいます。
子供にも伝わるように、やさしい例え話を交えて、お話します。話をする僧侶にとっても、分かりやすく話をするのは難しい事です。子供たちに育ててもらっています。
今回は、仏教婦人会の方々も一緒に聞いてもらいました。
「花まつり」はお釈迦様の誕生日をお祝いする行事です。お釈迦様が誕生して、仏教を明らかにしてくださったから、私たちは仏様、阿弥陀様に出遇うことが出来ました。
お釈迦様が誕生されたときには、空から甘露の雨が降り、お花が咲き誇ったといわれています。
甘露の雨を甘茶で、周りのお花で、お釈迦様の誕生をお祝いします。今回は子供だけでなく、仏教婦人会の大人の方にも参加してもらいました。
最後は、みんなで菓子まきをしました。山口県といえば、みんな大好き餅まきの変則バージョンです。これが一番、盛り上がるなんて話もありますね。
ジッセンジャーやお坊さんや役員の皆さんから、お菓子がまかれました。
楽しい行事になったでしょうか?
最後に集合写真を撮りました。
いつもの仏教子供大会から、少しボリュームアップした今回の「花まつり」。参加した皆さんはいかがでしたでしょうか。
今回の反省点を踏まえて、次回以降より良い行事に育てていけたらと思います。地域にとっても、仏教を伝えるお寺にとっても、皆さんにとって良い活動にしていきます。
(この記事は2017(平成29)年4月9日(日)に更新しました。文責:萬福寺住職)
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