2017(平成29)年2月4日(土)19:15〜20:45、明山寺にて、宇部北組の仏教壮年会の研修会を開催しました。
去年度は、案内だけで報告をしていませんでしたね。この度は、研修会の様子をお伝えしたいと思います。
仏教壮年会は、主に男性のご門徒が参加する会です。現在、宇部北組には仏教壮年会は1ヶ寺しか登録されていません。ですから、連盟という形ではなく、男性のご門徒の自由参加という形で、宇部北組の仏教壮年会の研修会を開催しています。
今回は、ご講師から「お慈悲について」と題してお話下さいました。私たち日本人の暮らしにしみついた他者を思いやる心、利他の心から、さらに仏の慈悲のお心の深さを聞かせて頂きました。
ご講師は山口教区の広報教材部に所属されています。そこの企画で新聞の折込広告を作成しており、「姥捨て山」の話から慈悲について書かれたものを配布して、お話もされました。
また、後半では、出席者の方からの質問を受け付ける形で進みました。ご法話を私事として聞く事も大切ですが、質疑応答をする事で、相互に味わいがより深まるという事もあります。宗教と政治社会はどう関わるのか?、人間の慈悲と、仏様の慈悲はどう違うのか?、財力がなくてもできる無財の七施とは?などについて話題が広がりました。
慈悲について、様々に感じ入る研修会となりました。
(この記事は2017(平成29)年2月13日(月)に更新しました。文責:萬福寺住職)
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