2016(平成28)年11月12日(土)19:00〜、西念寺にて、連続研修会の最終回、第12回を開催しました。
去年の9月から始まり、1年と2ヶ月。終わってみれば、あっという間でした。最終回は、この連研の振り返りと、今後について話し合う回にしました。
問題提起として、『浄土真宗必携 み教えと歩む』をもとに、この連研の意味と、「自他ともに心豊かに生きる」という事について確認されました。
その上で、
①今回の連研を通して、何を感じ、何を思いましたか?
②連研を終えて、今後、どのような行動・生活をしていきますか?
をテーマに話し合いをしました。
①については、参加して良かった、基本を学べた、参加者同士の考えを聞く事が出来た、他のお寺の事を知り自分のところのお寺の改善点が見えた、などの意見が出ました。
また、②については、急には変われない、家族とも話をしていきたい、などの意見がありました。
他にも、自分ももっと若い時に知りたかった事もあり、もっと若い人にも参加してらいたい。まだお寺とあまりご縁のない人にも参加してもらいたいとの意見もあり、スタッフ側としては次の連研へとつなげていく励みになりました。
最後に講師からまとめの話として、連研をしたから、お寺に通ったからといって、何か特別な生き方や行動に変わらなければいけないという事ではない。しかし、連研やお寺で仏法を聞く事を通して、世間とは違う人生の見方や味わいを知らされて、おのずと日頃の行動や生活にも変化が起こることもあるでしょう。それが連研やお寺の意義の一つであると結ばれて、連研の最終回は閉じられました。
この度の連研を通して、参加者の方々と同じく、スタッフとして、講師や班の司会の役にあたった僧侶もお互いに勉強にもなり、良いご縁となりました。これを今後の寺院活動や連研に活かしていこうと思います。
(この記事は2016(平成28)年11月19日(土)に更新しました。文責:萬福寺)
コメントをお書きください